2011-11-07から1日間の記事一覧

【詩 20111107 君が死んだ___「煙」 】

君のこと そのうち忘れてしまうよ 君はいったい 何者だったの そして私は 何者だろう 生にはりつめて 美しい君の体も 声も 黒い髪も 解けないパズルのような心も 明日には煙になってしまう 数ヶ月前に 君が言ったとおりだ 「この体も、いずれは煙になっちま…

【詩 20111107 君が死んだ】

君が死んだ 世界は君の分だけ 風通しがよくなり 砂埃が舞っているよ 秋晴れの空は遠すぎて目が眩む 涙の代わりに 祝福のキスを生きることは いいとかわるいとかではない まさかそんなはずがないだろう 涙がでそうになる 君の死にただ祝福を(亡くなった親し…