【断片_20120305】
今日は、仕事で、というか働いている福祉施設の日帰り旅行の付き添いで、横浜にあるカップヌードルミュージアムへ行ってきた。そこでは、自分でカップヌードルが作れる。カップに絵を描き、スープと具を自分の好みに組み合わせることができる。私のヌードルの調合は秘密です。
ささやかなことだけど、わりと楽しい。
ところで、この頃、詩も絵も描けなかったのだが、なぜだか。でもなんとなく、がんばっていこうかなと思い、今日も詩をかこうとしていたが、心の中ばかりに目をむけているから、といえるのか、とにかく何も浮かばなかった。それで、横浜の波止場の風景に、何か感じたことを思い出したら、うまいとはいえないけどとりあえず何か書くことはできた。心のつかえがすこしとれた。
波止場に
春
菫色の空気が充ち
松林は
空へ絶唱している
ゆれるアーチ
船は
歓びに震え
うずくまっている
遠くの
明滅する灯台が
音を吸い取る
めまいがする
何かがつぶやかれる
いつも解読できないが
菫色の空気に
身を浸す
私は存在しているだろうか