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testです
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某イラストコンテストに入選し、スケッチブックと色鉛筆をもらいました。一等30万円を狙っていたが、無理でした。 だけど、入選でもうれしかった。 私は会社に行かないためにイラストで食べて生くことを決心したので励みになりました。
【断片101209】 蟹は古代の光を浴びてその甲羅のおうとつを浮かび上がらせた 生贄にささげられたゆでられた蟹 そこに存在する赤い身体 蟹はゆっくりと歩きあぶくをはき出した【断片10120902】 過去はもう存在しない その存在しない場所に蟹が存在する 夕陽に…
RIVER MAN(Played by Mehldau) 川はざわめく サイダーの泡のように 流れとよどみくるぶしまでつかって やってくる 男の影不協和音が ざわめかす アンビバレンスどこかで いつも見る あの男黒い人影 知り得ない人不協和音が かきたてる 無から有を流…
授業の課題で、街の風景を100枚描いてくるというのがある。 中上健次のエッセイで「町よ」というのがあり、文章で町をスケッチしたものだが、それにならってこの課題に「街よ」というタイトルをつけてみることにしたんだ。(^_^) 渋谷区東 アカルイミ…
この広い世界高速道路の神殿の柱の裏側は冷たく青ざめている柱と柱に切り取られた古代ローマの郊外の風景鳥がやって来る木々は赤い実をつけて鳥を待ち受ける谷底の墓地はいつも日暮れている白と黒の墓石のオセロゲームは勝敗を繰り返しながら時間を貫いて続…
光は 欲望の 欲望は 闇の 炎 何度も燃え尽きた街
ホームセンターの背後には 深い森が広がっている 夜 広大なパーキングの隅にある 灯油販売所に蛍光灯が点る 私は 200km向こうの実家を思い出す
暗い森が はるか高みにある光に向かって 触手を伸ばしていた 不可解だ 生命とはなんだろう 雲は渦を巻き その向こうで太陽は 自らを燃やし尽くしながら 圧倒的な光を創り続ける 東名のサービスエリアの広大なパーキングを 森の影が覆っていく
月は クレーターの刺青から 見えない血をにじませている 朽ちた古代都市のようだ とても静かだが 魂がざわめいているのか 存在を感じる あるいは 夜の空に穿たれた眼球 うらがえる狂った白目 だがそれは狂気も正気も超えた場所からの 悪意のない哄笑なのであ…
台風の後荒れた神社で社の赤い扉に血管がくっきりと浮き出し脈打っている光と影のモザイクの底から顕れる巨大な神の相貌影の溜まりの中から欲望に満ちた目が光る地を這い始める血液世界は唾液を垂らされたようにキラキラと光り犯された裸体のように横たわっ…
アパートから歩いて5分のところに巨大な公園がある。そこの駐車場が私のアトリエです。 この公園は、自然の沼を生かした公園とのことで、なるべく自然を壊さないように作られたとのこと。 でもさ、自然を壊さないというなら、そのままにしておけばよかった…
隣に座った人の話。占い師らしい人と金融業らしい人。「ちょっと見させていただきました。このごろうらぎる奴ばっかりじゃないですか。われわれは相性ばっちりです。」「浅草寺はいいですよ。本堂に入って右の方に靴を脱いで上がれるところがある。そこがい…
葉山信仰というのがあるらしく、森や林そのものを神とする信仰とのことだ。私は多分その信者だと思う。森をモチーフにしているのですが、その生命そのものを描きたい。ものでも自然でもなんでも、見つめていると生命や真理そのものが感じられてくるのではな…
2月の終わりから3月いっぱい、帰りはずっと終電だった。 残業代はでるから、稼ぐのもいいかな、と思ったけど、いいかげんもういやになってきた。 まだ忙しいのは続いている。もうすこし続くかもしれない。朝会社に来て、お昼休みもほとんどとらずに仕事を…
今まで絵を描いてきて、描いていても満足することはなかったが、なぜ満足できる絵が描けないのか、なぜいつもしょぼい感じなのか、よくわからなかった。どうしたらいいのかもわからなかった。この間、先生に見てもらった、手や指に墨をつけてぺたぺたと押し…
先生に学ぶことのひとつは、まじめさということを外部から見ることだ。 絵や文章を書くとき、ついまじめになってしまう。適当さは罪悪とさえ感じられ排除されなければならない。それは、どこかでそのように学んできたのだろう。たとえば、父親は、私が父親に…
この頃、煙突とか、風景の中でひとつだけ突出しているビルなどが目につく。 見ているとなんか不思議な気分になってくるのだ。 別の世界の建物みたいな…。そしてその風景には静けさが漂っている。 それなのでこんなタイトルをつけてみた。
知らない川に架かる 知らない橋を渡る垂直に交わる線の世界 白とブルーの格子縞のような幻想の中で どこまでも進めるような至福と 格子縞に捕らわれるような憂鬱が 交互に現れる意識にも登らないようなどこかで 戦いが繰り広げられている橋向こうに渡る その…
内海先生に、絵と詩を組み合わせてみては、と言われ、試みてみることにしました。 雨が降っている 誰かが泣いている 大量の血が流れる catharsis 風が 枝を鳴らすと 血管に血がゆきわたる 何かが起きる予感がする
アンドレ・マッソンのオートマティックドローイングの手法で描いてみました。